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グランドピアノが入るギリギリの防音室

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グランドピアノの防音室

その他、ピアノの施工事例はこちらに掲載をしています。

庭瀬寿洋さん
一級建築士
庭瀬寿洋
ページ監修者

ハウスメーカーで現場監督経験を積んだあと、2000年に解体業を経営する家業に入り、
ハウジング事業を立ち上げる。

学生の頃から趣味としていたドラム・オーディオを活かした音響防音事業をスタート。
「止められない音はない。音響特性にこだわる音でお役に立つ」をモットーに、365日、防音室の探求に励む。

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家でもグランドピアノを思いっ切り演奏したい

今回のご依頼はピアノを演奏する中学生のお子様が使うための、グランドピアノ専用の防音室の施工です。元々はリビングの吹き抜け空間にピアノを設置していましたが、防音をしていなければ当然ながら音も吹き抜けてしまいます。また、音量を気にするあまり本来のタッチで演奏することができません。これでは効果的な練習とは言えません。

また、グランドピアノはサイズが大きく、部屋の大きさには極めて厳密な限りがありました。そのため、お手持ちのグランドピアノが入れられるギリギリのサイズでデザインいたしました。

専用で設計したため、4.5帖の広さではありますが中に入って演奏をしても狭苦しさを感じず、快適に練習ができる空間に仕上げられました。

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オーダーメイドの防音ガラスによってリビングから見えるピアノ

防音室を作る場所がリビングの横ということで、お子様が演奏されている姿をご両親が安心して見られるよう、リビング側の壁は大きなガラス張りにいたしました。このガラスにはKOTOBUKI製の防音FIXガラスを採用しています。

防音FIXガラスはご依頼を頂いたあとにワンオフで製作いたします。そのため、このような大型サイズから小窓サイズまで、あらゆるサイズがご用意可能です。

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こだわりのピアノ専用音響調整

こちらは部屋の中ですが、黒いスリット部分は壁を塗り分けているのではなく、吸音を目的とした音響調整パネルを取り付けています。

このパネルは125Hzから500Hzの人間が最も聴き取りやすい音域を調整します。(低位周波を整える事で本来出ているピアノの中高域を再現致しますので音量を上げても部屋が狭くても耳に優しい音響空間を再現出来ます。)

このパネルを取り付けることで、もたつきやすい音域が美しく整理され、ピアノの音を聴くために適切な音響環境が得られます。

今回は大きなガラスを部屋の中に配置することもあり、このガラスによる音の反射をどう処理するかが一つのポイントでした。しかし、音響調整パネルなどを駆使したKOTOBUKIの専用音響調整によって美しい響きのある部屋に仕上げられたと自負しております。

音響調整の仕上げのために中学生のお子様に試奏して頂いた際には、その音の美しさに感動しました。私たちの仕事が将来の音楽家の成長の助けになることを願う限りです。

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株式会社 KOTOBUKI
               
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オーディオルーム・シアタールーム・演奏室などの防音・音響事業を手がける。

豊富な知識と経験を活かし、利用者のライフスタイル・用途に合わせた、数々の音響防音空間を実現。

防音室を作りたい場所の下見・見積もりまでは全国どこでも無料。ロック魂で駆けつけます。

               

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庭瀬寿洋
                   

ハウスメーカーで現場監督経験を積んだあと、2000年に解体業を経営する家業に入り、ハウジング事業を立ち上げる。

学生の頃から趣味としていたドラム・オーディオを活かした音響防音事業をスタート。「止められない音はない。音響特性にこだわる音でお役に立つ」をモットーに、365日、防音室の探求に励む。

庭瀬寿洋

引用元:SUPER CEO
https://superceo.jp/indivi/focus/i60604-2