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低くて太い。ベースの魅力をあますところなく表現できるベース防音室は存在するのでしょうか。
答えは、“存在します”
ベース本来の響かせることができる防音室を探している方に、お届けします。
エレキベースの低音は床や壁などを貫通しやすく、アンプにつなげて演奏すると120db(飛行機のプロペラエンジンの直前)ほどの音が出ます。
また、アンプからの振動が床を通して周囲へ伝わるため、防音が難しくなっています。この音漏れを確実に防ぐには、やはり防音室の設置がもっとも効果的。
組み立て式の防音室の場合、1~1.5畳ほどのスペースがあれば十分にベース演奏を楽しむことができるでしょう。
比較的高額な防音室ですが、小型の1.5畳タイプほどであればある程度価格を抑えての購入が可能です。ただし部屋の中に部屋を置くことになるため、環境によっては生活スペースが狭くなることがあります。
しかし、この箱型防音室では、望むようなライヴ感はなかなか得られません。
以下では、理想のベース防音室を手に入れた施主さんの事例をご紹介しています。
ぜひ、ご覧になってください。
ベースという楽器はその名の通り、主に低音域を演奏するのが大きな役割です。多くの方が実感したことがあると思いますが、低音は振動が大きく、また壁(部屋や車)の外に音が漏れやすい特徴があります。
そうした面を考慮して、KOTOBUKIではその部屋だけではなく、隣、上下など隣接する部屋やフロアに対しても防音・防振の工事を施工することがあります。「ベースに特化した防音室」というニッチなものだからこそ、ひとつひとつのケースに対してオーダーメイドの対応を約束します。
ベースは低音を出す楽器ですが、それ以前に音楽を作るための物でもあります。そうした意味で、KOTOBUKIが防音と並んで重要視しているのが調音です。ライブハウスやリハーサルスタジオで演奏したことがある方は、部屋によって同じ機材でも音が全く異なって聴こえることをご存じだと思います。
音漏れを防ぎながらも、音楽的で魅力的な音が得られる環境を作ることができる点は多くの利用者に高く評価頂いております。音楽を心から楽しめるこの環境は、多くのベーシスト、ミュージシャンから羨望のまなざしを向けられること間違いないでしょう。
ゲネプロやレコーディングに対応している音楽スタジオの音響防音工事を設計施工した事例。音楽を分かっているクライアントと協力して進めながら防音性能や音響特性を追求した施工は、スタジオの利用者やアーティストからも音が良いと好評。防音ドアにはKOTOBUKIが自社開発した4世代目の新型製品が採用されています。
ベース防音室の課題は、直接の音と、振動音のふたつを両立させること。
だいたいの防音室は、ふたつの音を防ぐことが第一の目的になっているので、吸音気味に調節されていて、ライヴ感が物足りないはず。そういった意味で、“難易度が高い”のがベース防音室なのです。
しかし、防音室というのは本来防音だけが目的ではなく、防音と音響を兼ね備えてこそ。
防音室の施工会社では、音響調節を行なわないところがほとんどなので、気を付けてください。先ほどお伝えしたように、「防音」だけでは防音室は本当の意味での完成ではありません。
当社は、家具などをすべて防音室に搬入してから、最後の音響調整を行います。家具の搬入が終わらないと、音の跳ね返りなどがわかりませんから。
この「音響」で防音室が完成するので、施工とは必ずセットで行なっています。
YouTubeチャンネルでは、当社が手掛けた防音室や、施工後の音響調整の様子を観ていただけるので、興味がある方は、ぜひご覧になってください。
バイオリンしか弾かない、という場合の防音や音響調整は、それほど難しくありません。
ベース防音室の課題は、直接の音と、振動音のふたつを両立させること。
だいたいの防音室は、ふたつの音を防ぐことが第一の目的になっているので、吸音気味に調節されていて、ライヴ感が物足りないはず。そういった意味で、“難易度が高い”のがベース防音室なのです。
しかし、防音室というのは本来防音だけが目的ではなく、防音と音響を兼ね備えてこそ。
防音室の施工会社では、音響調節を行なわないところがほとんどなので、気を付けてください。先ほどお伝えしたように、「防音」だけでは防音室は本当の意味での完成ではありません。
当社は、家具などをすべて防音室に搬入してから、最後の音響調整を行います。家具の搬入が終わらないと、音の跳ね返りなどがわかりませんから。
この「音響」で防音室が完成するので、施工とは必ずセットで行なっています。
YouTubeチャンネルでは、当社が手掛けた防音室や、施工後の音響調整の様子を観ていただけるので、興味がある方は、ぜひご覧になってください。
ベースの音は低音域で、振動が壁などの障害物をすり抜けやすいという性質があります。
そのため、同一住居内や隣室への音漏れを防ぐには、壁に吸音材を取りつけるのが有効です。吸音材は空気を伝わる音の振動を吸収し、反響を抑える素材。音が透過するのを減衰させる遮音材と併用すれば、防音効果はかなり高まります。
基本的には厚みのある素材のほうが効果は高いですが、あまり厚いと部屋が窮屈になったり、音の響き方に影響を及ぼすことがあります。また、接着剤や釘で設置するタイプだと、壁に傷がつく恐れがあるので注意しましょう。
ベースアンプとは、ベースの音域に合わせてチューニングされたアンプのこと。ベースから出る音を増幅し、音質やボリュームをコントロールするといった機能があります。ベースアンプには、アンプとスピーカーが分かれているセパレートタイプと、アンプとスピーカーが一体化しているコンボタイプがあります。
エレキベースの場合、このベースアンプを使用するのも防音対策のひとつ。アンプの出力端子にヘッドホンを接続すればアンプからは音が出なくなるため、周囲を気にせず演奏を楽しめます。ただし弦をはじく音までは防げないため、夜間の演奏などは注意する必要があります。
ヘッドホンアンプとは、ベースからの音声信号を増幅してヘッドホンで聞けるようにするためのもの。ヘッドホンアンプがあればアンプから音を出すことなく、ヘッドホンでベースの音を聞くことができます。据え置き型とポータブル型があり、音質にこだわり自宅で演奏したい方は据え置き型、外出先でベース演奏や練習をしたいという方はポータブル型を選ぶと良いでしょう。
ヘッドホンアンプを使えば周囲に音が漏れないため、周囲に迷惑をかけずに演奏を楽しむことが可能。ただしスピーカーを搭載していないため、単体でアンプとしての機能は果たしません。また、ヘッドホンアンプの形状によっては足などに当たってジャマに感じることもあるようです。
低音域であるベースの騒音は、音よりも振動による影響が大きめ。音は、振動数の多い高音域のほうがエネルギー減少が早く、低音域のほうがエネルギー減少が遅くなるという性質があります。
そのため、低音域のベースは振動が伝わりやすく、それが騒音問題の原因になることが多いのです。この振動を抑えるには、防音マットを床に敷くのが効果的。防音マットにはさまざまな種類がありますが、厚みのあるもののほうが振動の吸収力が高いため、階下への音漏れを防ぐ効果が期待できます。
また、アンプを使用する場合はアンプからの振動をカットするため、直置きせずオーディオボードなどの上に置くようにしましょう。
音は窓から漏れていくため、窓の防音対策として防音カーテンを設置すると良いでしょう。
防音カーテンは、音を通しにくい特殊な素材で作られているカーテン。糸の密度が高いほど防音効果は高まりますが、重量があるためカーテンレールを壊さないよう注意が必要です。普段使いのカーテンと併用したり、防音のレースカーテンと二重で使用すると、さらに効果がアップします。
防音カーテンを設置する際には、隙間ができないよう窓の幅・高さよりもやや大きめのものを購入すると◎。さらに、ピンなどで留めて隙間をなくすといった工夫を凝らすと良いでしょう。
ベースをはじめとする弦楽器は、ほかの楽器に比べると空気を振動させるエネルギーが強め。とくにベースなどの低音は指向性がなく、壁を貫通しやすいという特徴があるのです。そのため、自分の耳に聞こえている音よりも、周囲に響いている音のほうがはるかに大きいという可能性もあります。
エレキベースの場合、アンプに接続しなければ「それほど大きな音にはならないのでは?」と思っているケースも少なくありませんが、弦をはじくと振動によって少なからず音が発生します。とくに低音は響きやすいため、夜間の演奏には気を配る必要があります。
また、アンプにつないで音量を絞ったとしても、アンプからの振動が床を伝わり階下へと響くことがあるので注意しましょう。
マンションでのベース演奏でもっとも効果的な防音対策は、やはり防音室の設置です。防音室であれば音漏れしやすい床・壁・天井のすべてをカバーでき、周辺住民や時間を気にせず思う存分演奏を楽しむことができます。
専門的な知識やスキルを持つからこそ、KOTOBUKIのような専門家の仕事は成り立ちます。しかし、施工を依頼される際にも知っておいたほうがいい知識や、知っているからこそ上手く利用できる施工方法はあります。
少しだけ今よりも知識を深めることで、良い防音室作りのみならず良い音楽人生を送る役にも立つはずです。
ベースの音の正体を、dB、Hz、Dr、T-値という点から解説しようと思います。
dB(デシベル)とは簡単に言うと音量です。デシはデシリットルのように容積を表すもので、ベルは単位です。察しの良い方はわかるかもしれませんが、デシを使っているということは、20dBの2倍は40dBではないことを示します。
例えば、深夜に一人で閑静な住宅街を歩いているとき、耳に聞こえる音量はおおよそ30dBほどだと言われます。防音が必要なライブハウスやカラオケは100dBほど、目覚まし時計は60dBです。
Hz(ヘルツ)とは、振動の回数を示します。音は波として伝わりますが、この波が振動する回数の違いが音の高さとして感じられます。また、この振動数は周波数とも呼ばれます。ベースに関連した機材にイコライザーと呼ばれるものがありますが、これは周波数帯域ごとに音量をコントロールするものです。そのため、HzとdBの表記が機材にはあることがほとんどです。
Dr値とは、遮音の強度をあらわす指標です。この指標は非常にシンプルで、例えば部屋の中鳴っている50dBの音量が、部屋の外では10dBまで下がっていたらその部屋のDr値は40dBです。
Dr値と似た指標でT-値と呼ばれるものがありますが、これはドアやサッシの遮音の強度を表します。
ベースの音量は大きいと100dB以上に達します。これはカラオケやライブハウスの音量と同じ程度です。実際に小さい部屋の中でこれだけの音量を出すことは少ないと思いますが、もしもあなたがステージ用のベースアンプを所有している場合、これだけの音量を出すことができるということです。
ベースが出す音の周波数帯としては、おおよそ30Hzから10kHz程度だと考えていいです。ただしこれはどのようなシステムを使って音を出すかによっても異なります。スピーカーによってはそもそも50Hzよりも下は出力されないというものもあります。
それでは、人間の可聴領域はどれぐらいかというと、おおよそ20Hzから20kHzほどです。ベースは30Hzから10kHz程度なので、この中に納まります。人間が作ったのだから当然と言えば当然ではあります。
実際に気になるのが、一般的にベース用の防音室を作ろうとして、どれぐらいの遮音強度が必要なのかということです。
例えば、ライブハウスのような音量を出す場合にはDr-値が60以上は必要とされることが多いです。ピアノ専用の防音室として発売されているものは、Dr-値が35程度のものが多いです。
ベースにおきかえてみて、最大で80dBほどの音量を出すことがあると仮定した場合、Dr-値が30程度の防音室を使用すると音漏れは50dB程度です。50dBはテレビの音や普通の話し声と同じ程度の音量です。
防音室にプラスして家やマンション自体の壁もあるので、もしもマンションでひとり暮らしをしているのであれば、Dr-値30程度の遮音強度があれば近くの部屋への音漏れは問題にならないと言えるでしょう。
しかし、もしも家族と暮らす家の中で防音室を作って、部屋の外の家族への音漏れをなくそうとしたらそれ以上の遮音強度を持たせる必要があります。
オーディオルーム・シアタールーム・演奏室などの防音・音響事業を手がける。
豊富な知識と経験を活かし、利用者のライフスタイル・用途に合わせた、数々の音響防音空間を実現。
防音室を作りたい場所の下見・見積もりまでは全国どこでも無料。ロック魂で駆けつけます。
ハウスメーカーで現場監督経験を積んだあと、2000年に解体業を経営する家業に入り、ハウジング事業を立ち上げる。
学生の頃から趣味としていたドラム・オーディオを活かした音響防音事業をスタート。「止められない音はない。音響特性にこだわる音でお役に立つ」をモットーに、365日、防音室の探求に励む。