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こちらの記事では、戸建ての物件に対する防音室について紹介しています。防音室の種類や戸建におすすめのタイプ、またプランニングの上で広さについてどう考えたら良いかといった点などについてまとめました。
防音室の種類には大きく分けて「ユニットタイプ」と「フリータイプ」の2種類があります。
ユニットタイプは、「組み立てタイプ」とも呼ばれる種類の防音室です。これは、室内にパネルを組み立てるだけで防音室の設置が完了するため、大掛かりな工事を行う必要がありません。専門業者に組み立てを依頼してボックスを組み立てますが、1日かからずに設置できます。
フリータイプは「オーダーメイドタイプ」「自由設計タイプ」とも呼ばれており、部屋ごと防音室にするための工事を行います。
例えばドラムの演奏をするなど、高い防音性能が必要な場合にはこちらのタイプにすることがおすすめといえるでしょう。部屋の広さや防音性能によって工事に必要な費用が異なってきます
例えば戸建に防音室をつけるという場合には、防音性能などを考えるとフリータイプのものを選択し、部屋そのものを防音室にするのがおすすめです。これは、部屋全体に防音工事を施すと、ユニットタイプのものよりも防音性能が上がるためです。
特に大きな音を発する楽器の演奏などを自宅で行いたい、という場合には、部屋全体を防音室にする工事を検討してみると良いでしょう。
新築戸建てを建築する際に、防音室を作ることにはさまざまなメリットがありますが、デメリットもあります。防音室の工事を検討している場合にはメリット・デメリットの両面を知っておきましょう。
新築の設計段階から防音工事を行う業者に相談することによって、ハウスメーカーや工務店と相談しながら防音室のプランを考えられる点が大きなメリットです。防音室の施工目的・用途により部屋の大きさも変わってくるため、防音室を設置するという前提のもとで設計を決めていくことができます。
また、ハウスメーカーによって異なる部分ではありますが、同時施工を行うことによって内部養生などのコストが削減できる場合もあるようです。また、物件の引き渡しの際には防音室の工事も完了していることから、時間的なメリットもあります。
さまざまなメリットがある反面、業者選びが難しいという面もあります。これは、保証などの観点から、ハウスメーカーや工務店側が他社の同時施工を認めない、というケースがあるためです。そのため、同時に施工を考えている場合には、対応できるハウスメーカーや工事業者を調べておくことが必要といえます。
防音室を作る際には、目的に合った部屋にする必要があります。ひとつの部屋を防音室にする場合には、現状よりも小さな仕上がりとなります。
例えば、部屋に電子ドラムを設置する場合には、元々の部屋の広さが6畳だったとすると、仕上がりの内寸は4畳程度。ただしどのようなものを設置したいかによっても変わってきますので、あらかじめ目的などをしっかりと整理した上で防音室のプランニングを行いましょう。
また防音室を1階と2階のどちらに作るべきか、という点においては、場合によっては1階にしか作ることができないというケースもあります。これは、防音室の資材や設置する機材などの重量によるもの。かなり重量が重くなることが考えられるため、2階に設置した場合その重さに耐えられない可能性があるためです。
そのため、2階に防音室を作りたいという希望がある場合には、どのような目的で防音室を作るのか、またどのような機材を設置したいのかといった点について業者としっかり相談しましょう。
こちらの記事では、戸建に対する防音室について考えてきました。防音室を作る場合、その目的やどのようなものを設置したいかといった点をあらかじめしっかりと考えておくことが大切。その上でハウスメーカーや工務店、専門業者との相談を行ってみてください。
オーディオルーム・シアタールーム・演奏室などの防音・音響事業を手がける。
豊富な知識と経験を活かし、利用者のライフスタイル・用途に合わせた、数々の音響防音空間を実現。
防音室を作りたい場所の下見・見積もりまでは全国どこでも無料。ロック魂で駆けつけます。
ハウスメーカーで現場監督経験を積んだあと、2000年に解体業を経営する家業に入り、ハウジング事業を立ち上げる。
学生の頃から趣味としていたドラム・オーディオを活かした音響防音事業をスタート。「止められない音はない。音響特性にこだわる音でお役に立つ」をモットーに、365日、防音室の探求に励む。