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防音室に求める居心地とは

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居心地の良い防音室を作るためのポイント

1.適切な換気と空調

防音室は密閉されているため換気が不十分だと空気がこもり、長時間の使用が辛くなることがあります。快適な環境を維持するために、以下の点に注意しましょう。

2.照明の工夫

照明は空間の居心地を大きく左右します。防音室では、特に落ち着いた環境を作るために照明選びが重要です。明るすぎる照明は目に負担をかけるため、柔らかい間接照明を取り入れるとリラックスできる空間が作れます。

調光機能付きライトは作業の種類や気分に応じて、明るさや色合いを調整可能。快適さが一段とアップします。

3.インテリアと家具選び

防音室の中でもリラックスできる環境を作るためには、家具やインテリアも大切です。

快適な椅子やソファは、長時間の作業効率を左右する大切なアイテム。体に負担の少ないタイプであっても使う人によって受け取る感覚が違うので、使用頻度の高い人を中心に選ぶ必要があります。座り心地のよい椅子があると作業に集中できるだけでなく、休憩時間もリラックスできるのでおすすめです。

吸音効果のあるカーテンやクッションなどの布製品を取り入れると、音質の向上に加え居心地のよい柔らかな印象の部屋に仕上がります。

4.適切な収納

防音室は音を遮断するための機能が優先されがちですが、スペースを効率的に使うためには収納も重要です。

収納家具の配置は音響にも影響するため、とくに音楽を楽しむための防音室なら設置する場所をテストしながら配置するとよいでしょう。スリムな棚や壁面を活用した収納を設置することで、限られたスペースを有効に使い部屋をスッキリと保つことができます。

音響機器や楽器のケーブルが散乱すると、見た目が悪いほか転倒の危険性が高くなり居心地が悪くなります。ケーブルオーガナイザーなどを活用して、整理整頓を心がけましょう。

5.色使いとデザイン

視覚的な要素も居心地に大きく影響します。壁や家具の色合いを工夫することで、リラックスできる空間を演出することが可能です。

白やベージュ、淡いグレーなど、リラックスできる色合いを基調としたデザインを取り入れることで、緊張感を和らげ、作業に集中しやすい環境を作れます。

個性を反映したデザインは雰囲気を大きく左右します。アートや好きなポスターを飾ったりインテリアに自分の好みを取り入れることで、より居心地のよい個性的な空間を演出できるでしょう。

まとめ

防音室の居心地を向上させるためには、換気や照明、インテリアなど、さまざまな要素に気を配ることが重要。適切な換気システムを設置して照明を工夫し、快適な家具を選び効率的な収納を心がけるといった基本的な部屋づくりは防音室にも当てはまる方法です。

自分好みのデザインを取り入れることで、長時間過ごしても快適な防音室を作ることができます。このような配慮により、防音室は単なる作業空間から、創造性を刺激し、リラックスできる特別な場所へと変わるでしょう。

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オーディオルーム・シアタールーム・演奏室などの防音・音響事業を手がける。

豊富な知識と経験を活かし、利用者のライフスタイル・用途に合わせた、数々の音響防音空間を実現。

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一級建築士&防音室を探求し続ける
庭瀬寿洋
                   

ハウスメーカーで現場監督経験を積んだあと、2000年に解体業を経営する家業に入り、ハウジング事業を立ち上げる。

学生の頃から趣味としていたドラム・オーディオを活かした音響防音事業をスタート。「止められない音はない。音響特性にこだわる音でお役に立つ」をモットーに、365日、防音室の探求に励む。

庭瀬寿洋

引用元:SUPER CEO
https://superceo.jp/indivi/focus/i60604-2