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防音室に関係する用語集をまとめました。
遮音は外部への音漏れを軽減させることであり、方法としては遮音材によってあえて音を反射させ、外部に音が伝わっていくことを防ぎます。
吸音は吸音材によって音を吸収し、音が反射することを防ぐ方法です。これにより音そのものを抑えて外部への音漏れや室内反響を軽減します。
調音は、例えば楽器を演奏する際に音程を整えて目的の音が出るように調整することです。楽器に対する調音を「調律」と呼ぶこともあります。
遮音等級はJIS規格として定められた等級であり、壁や床、窓といったものでどの程度の遮音が可能なのか数値化した基準です。遮音等級には以下の3種類があります。
透過損失あるいは音響透過損失とは、建築材料において入射音と透過音の「差」を意味する用語です。透過損失が大きいほど遮音性能は高くなります。
低周波音は一般的に1Hz~100Hzの周波数の音であり、音の中でも特に低い音を意味します。
高周波音は一般的に15kHz~20kHzの周波数の音とされており、人間の可聴域でも特に高い音を意味します。
音響透過率(τ)は、入射音エネルギーに対する透過音エネルギーの割合です。透過率が「1.0」の場合は全ての音が透過しています。
気密性は気体を外部へ漏らさない性能であり、一般的には空気や風の漏れにくさを指します。気密性の高さは遮音性や断熱性にも影響します。
音が発生源(音源)から空気の振動によって伝わっていく現象であり、またそうして伝搬された音です。空気音と書かれることもあります。
音が空気の振動でなく、個体や液体を媒体として伝わっていく現象であり、またその音です。壁や床、天井などが直接振動して音が伝わります。
反響とは、1つの音源から発せられた音が何らかのものに反射することで、音の聞こえ方に時間差(分離)が生じる現象です。分離せずに連続性が保たれる場合は「残響」と呼びます。
振幅と波長が同じ逆方向の波(音波など)が重なり合うことで、波形が進まず停止しているように見える波動です。
音圧は音の物理的な影響力(物理量)です。音量が聴覚的に感じられる音の大きさであるのに対して、音圧は空気の圧力変化を指します。
音源が停止しても、しばらく空間内で音が反射して聞こえている時間です。具体的には音源の振動停止から音量が60dB減衰するまでの時間です。
防音を目的として使用される建築材料や素材です。性能によって様々なものがあります。
遮音を目的として使用されるシート状の製品です。
防音を目的として使用される板状の製品です。
吸音を目的として使用される製品です。
振動を吸収・緩和・軽減することにより、振動の伝播を防ぐ素材です。制振材と呼ばれることもあります。
建築分野におけるフローティング構造は、床や壁の間に緩衝材を挟むことで音や振動を伝えにくくされている構造を意味しています。
壁を二重に設置する工法であり、目的としては遮音性の向上や断熱性の向上、防水性の強化などが考えられます。
ドアとドア枠の間にゴムパッキンなどを採用し、空気振動音をシャットアウトして外部への音の漏出などを防止するためのドアです。
防音性能を有している窓の総称です。防音窓には防音ガラスを採用したものや、窓サッシからの音漏れを防ぐための二重窓などが考えられます。
石膏を素材に使ってパネル状に形成し、さらにその表面を特殊な板紙によってカバーした建築材料です。石膏ボードや床や壁、天井など様々な場所に使用されます。
空気や物質の振動を抑えるための材料です。例えば壁や窓に制振材を設置することで音による振動を防ぎ、騒音を抑えるといったことが可能です。
制振材として使用されるゴム製の製品です。例えば防振ゴムを機械製品の下に設置することで、製品の振動や騒音の低減に役立ちます。
設計上の理由などにより「空間として有効活用できない状態」になってしまうスペースです。
コーキングは建築物の隙間などに充填剤として使用する目地剤や、またその処理を意味します。気密性や防水性、防音性の向上などにコーキングは有効です。
床に与える衝撃などによって下の階へ伝わる「鈍くて低い音」を指します。例えば部屋で子供が跳びはねた際に生じる音などが該当します。
例えば金属製のスプーンやガラスなどを床に落とした際に響く、「軽くて硬質的な音」です。
鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)などの住宅などにおいて、床材と構造体の間に空間や緩衝材を設置する二重床の一種であり、床の遮音効果を向上させるために採用されます。
地面と床を物理的に離すことで、両者の間に空気の層を作ります。これにより断熱性や遮音性を向上させることが可能です。
建築材料における遮音性能を示す数値です。対象となる材料そのものの遮音性能(部材性能)を意味しており、音響透過損失値にもとづいて遮音性能の等級などが計算されます。
特殊なコーティングや素材を使用することで、遮音性能を向上されているカーテンです。
防音や遮音を目的として設置する壁の総称です。高速道路や鉄道の周囲を遮音壁でカバーしたり、工場の建物に遮音壁を採用したりすることで周辺への騒音被害を軽減します。
木材パネルなどを組み合わせることで、音の反響をコントロールする建築資材です。音響拡散パネルを採用することで空間の音響効果を高めたり静音性を向上したりできます。
多孔質状の表面を持ったボードやパネルであり、音のエネルギーを熱エネルギーへ変換することで音を吸収することができます。
壁の中に使用される防音建材であり、音の振動エネルギーを熱エネルギーに変換することで音を減衰させて防音効果を高めます。
音の反響や空間を調整するために設計されている天井です。音響拡散パネルなどによって室内の音の反響を低減して静かな空間をデザインしたり、逆に音を響かせて音響効果を高めたりといった活用法があります。
デシベルは音の大きさや強さを示す単位で、対数を用いて表現されます。音響分野では主に音圧レベルや音量の指標として使用され、人間の耳が感じる音の変化を直感的に把握しやすい特徴があります。
周波数は音の高低を決定する要素で、1秒間に繰り返される振動数をヘルツ(Hz)で表します。高い周波数ほど高音、低い周波数ほど低音として知覚されます。
位相は波形が周期的に繰り返される中で、基準点に対してどの位置にあるかを示す量です。音の重ね合わせや合成時には、位相の違いによって音の聞こえ方や干渉パターンが大きく変化します。
音響インピーダンスは音波が伝わる媒体の性質を表す指標で、音波の伝搬効率や反射・透過の度合いを決定します。異なる媒体間での音の伝達や、吸音・防音設計において重要な要素です。
振動数は物体や媒体が1秒間に何回振動するかを表し、音源の性質や発生する音の特徴に直結します。楽器やスピーカーの特性評価にも用いられます。
音速は音波が空気や水、固体などの媒体中を伝わる速さを示します。温度や湿度、媒体の種類によって変動し、計算や測定において必須の物理量です。
位相差は二つ以上の波が時間的にどれだけずれているかを表します。ステレオ音響やノイズキャンセリングなど、多様な応用分野で音の干渉制御に活用されています。
フーリエ変換は、時間的に変化する音信号を周波数成分ごとに分解する数学的手法です。音声解析や信号処理、スペクトル表示などに幅広く利用されています。
遮蔽効果とは、ある音が他の音によって聞こえにくくなる現象を指します。主に音楽や騒音の分析で扱われ、聴覚心理学的な音の知覚特性を考慮する際に重要です。
音の指向性は、音が特定の方向にどの程度強く放射されるかという性質です。マイクやスピーカー設計、音響空間の最適化で重視されます。
ハーモニクスは基音の整数倍の周波数を持つ成分で、音色や響きの個性を形成します。楽器の音や声の違いを生み出す重要な要素です。
フィードバックは、マイクとスピーカー間で音が循環し、甲高いハウリング音が発生する現象です。音響設備の設計や運用時にはこの現象を回避する工夫が必要です。
残響減衰は、音が空間内で反響を繰り返しながら徐々に弱まっていく過程を指します。残響時間は音響設計やホールの音質評価で重要なパラメータです。
音圧レベルは音波による空気の圧力変動の大きさを示し、デシベル単位で表されます。騒音計測や音響測定の基本となる指標です。
A特性フィルターは、人間の耳の感度特性に合わせて周波数ごとの音圧レベルを補正するフィルターです。騒音の評価や測定で一般的に用いられます。
C特性フィルターは、A特性よりもフラットな特性を持ち、より広い周波数帯域の音圧レベル測定に適しています。大音量の測定や機械騒音などの評価に使われます。
イコライゼーションは、特定の周波数帯域ごとの音のバランスを調整する技術です。音楽制作や放送、音響空間の調整など幅広い分野で活用されています。
スペクトルは音信号を周波数ごとに分解したグラフや分布を指します。音の成分分析や特性把握、騒音源の特定などに役立ちます。
ダイナミックレンジは、再現できる最小音量と最大音量の幅を示します。音響機器や録音媒体、音楽作品の表現力を評価する基準となります。
ステレオイメージは、左右の音の広がりや定位感を表現する概念です。音楽や映像作品における臨場感や空間表現の核となる要素です。


オーディオルーム・シアタールーム・演奏室などの防音・音響事業を手がける。
豊富な知識と経験を活かし、利用者のライフスタイル・用途に合わせた、数々の音響防音空間を実現。
防音室を作りたい場所の下見・見積もりまでは全国どこでも無料。ロック魂で駆けつけます。
ハウスメーカーで現場監督経験を積んだあと、2000年に解体業を経営する家業に入り、ハウジング事業を立ち上げる。
学生の頃から趣味としていたドラム・オーディオを活かした音響防音事業をスタート。「止められない音はない。音響特性にこだわる音でお役に立つ」をモットーに、365日、防音室の探求に励む。
引用元:SUPER CEO
https://superceo.jp/indivi/focus/i60604-2