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防音室のタイプを大きく分けると、簡易タイプ・ユニットタイプ・自由設計タイプの3種類。それぞれ目的に応じ、防音室のタイプは更に細分化されます。
ここでは、防音室の主なタイプやそれぞれの特徴の違いをご紹介しています。防音室の設置を予定している方の参考になれば幸いです。
防音室を大きく「簡易タイプ」「ユニットタイプ」「自由設計(防音工事)タイプ」の3種類に分け、それぞれの特徴を確認していきましょう。
簡易タイプの防音室は、主に「ブースタイプ」と「テントタイプ」に分かれます。比較的、音の小さめな楽器演奏などに適しています。
ブースタイプの防音室とは、簡単な間仕切りによって区切られた小さな防音室のこと。入口や天井は開放されているタイプが多いため、音漏れは避けられませんが、音量の小さな楽器であれば、一定の制音効果は期待できます。
ホームセンターや大手通販サイトなどで完成品が販売されている他、極厚ウレタンフォームなどを購入してDIYで作る人もいるようです。
文字通り、テントのような仕様の防音室。屋内に一人用の小さなテントを設置する、というイメージです。ブースタイプとは異なり、入口も天井も閉鎖されます。
テントとは言っても、一般的なレジャー用の薄い素材のテントとは異なり、防音性能のある素材で作られたテントなので、比較的音量の小さな楽器であれば十分な制音効果が期待できます。
ユニットタイプの防音室は、主に「定型タイプ」と「フリータイプ」の2種類に分かれます。簡易タイプに比べると、防音機能がかなり高くなります。
部屋の中に設置する小さな小部屋タイプの防音室。あらかじめ部品が用意されているので、設計マニュアルを参照しながら簡単に組み立てることができます。床の防音機能もあるため、集合住宅の上階などでも使用が可能です。
製品の種類にもよりますが、コンセントやLANケーブル、エアコンの取付なども可能。中古品も多く販売されています。
メーカーが用意した遮音パネルを組み立てて作る防音室。箱型の定型タイプとは異なり、部屋の形状に合わせて組み立てることができるので、スペースの無駄が生まれません。ご自宅のスペースがやや手狭な方にはおすすめのタイプとなります。
音量の大きな楽器を毎日のように演奏したいならば、在来防音工事による自由設計(防音工事)タイプがおすすめです。音質へのこだわりが強い方は、あわせて音響工事も検討してみましょう。
既存の部屋を丸ごとリフォームして作る防音室。音量の大きな楽器を演奏する場合や複数のメンバーで楽器を演奏する場合などは、このタイプの防音工事がおすすめです。
コストが大きくなることは避けられませんが、満足度の高い防音室に仕上がることは間違いありません。
防音とは趣旨が異なりますが、防音室の中での音の聞こえ方を調整したい方には、あわせて音響工事を行うことをおすすめします。「程よい残響が欲しい」「臨場感を味わいたい」「楽器の反響を抑えたい」などの要望がある方は、ぜひ検討してみましょう。
楽器の音量や演奏する時間帯、戸建てで演奏するのか集合住宅で演奏するのか等々、様々な要素を考慮のうえ、目的や使用環境に適したタイプの防音室を検討するようにしましょう。
楽器演奏はもとより、音楽鑑賞や映画鑑賞などにおいても、「音」は非常に大事な要素。ヘッドホンを使用して大音量で楽しむ方法もありますが、反響や残響を十分に味わうためには、ヘッドホンを外して生の音を耳にしたいものです。
ただし、その大音量が原因で、家族や近隣の人たちに迷惑をかけてしまっては問題ですね。周りの人たちに配慮しながら「音」を十分に楽しむためには、防音室は必須の設備と考えておきましょう。
オーディオルーム・シアタールーム・演奏室などの防音・音響事業を手がける。
豊富な知識と経験を活かし、利用者のライフスタイル・用途に合わせた、数々の音響防音空間を実現。
防音室を作りたい場所の下見・見積もりまでは全国どこでも無料。ロック魂で駆けつけます。
ハウスメーカーで現場監督経験を積んだあと、2000年に解体業を経営する家業に入り、ハウジング事業を立ち上げる。
学生の頃から趣味としていたドラム・オーディオを活かした音響防音事業をスタート。「止められない音はない。音響特性にこだわる音でお役に立つ」をモットーに、365日、防音室の探求に励む。